まず初めにお伝えしますが、私は人見知りです笑
この業界に入るまでは他人とまともに話すこともできませんでした…。社内の同僚への挨拶ですら緊張する始末(T_T)
ですがそんな私も幾多の取材やプレゼンを経て、嫌でもトークを回せるようになりました!でもこれ、仕事と割り切っている間だけです。未だに4人以上の飲み会だと会話に入れず、ひたすら相槌だけ打っています…。
とにかく!こんな私だからこそ、人見知りでちゃんと話せない方の気持ちは痛いほどわかります。せめて仕事中や面接の時だけでもつつがなく会話ができるよう、私が培ったテクニックをこっそり伝授!ビジネストークが苦手な方はぜひご一読ください。

普段の会話が下手でも
「こいつ仕事のときはちゃんとやるな…」
って思われれば全く問題ナシ♪
尊敬の目で見てもらえますので、
自信にも繋がりますよ!

●まず自分の会話を録音して聞け!

これがスタートライン!まずは話し方の矯正から始めましょう!
録音した自分の声を聞くのって嫌ですよね…でもこれが他人に聞こえているアナタの声なんです。
- 思った以上にスピードが早い
- 思った以上にスピードが遅い
- 音量が小さい
- 抑揚がない
- 活舌が悪い
- リップノイズが多い(ぴちゃぴちゃ音がする)
- なんかヘラヘラしている
など、色んな課題が見えてくると思います。私も最初はヘラヘラ(照れ隠し?)&ノロノロで圧倒的陰キャ感が凄かったです( ;∀;)こんなんじゃ取材対象の方も「コイツに話して大丈夫なのか…?」って思いますよ!!
というわけで、初めて自分自身の声を聞いた方は私と同じように「これが自分!?」と絶望するでしょう。でも大丈夫、先ほど挙げた課題はすべて努力次第で修正できます!
自分の声の課題に気付けているのと気付けていないのとでは雲泥の差!嫌なことから目を背けず、まずは最も身近な自身の問題点を修正しましょう!
●一問一答になってはダメ!

話し方をある程度矯正出来たら、今度はテクニックを磨いていきます!
下記、会話が下手な方がよくやりがちな応答です。
A:「残業は月何時間ですか?」 B:「20時間です」
…終わり!最終確認としての使用はOKですが、いきなりこれではNG。回答が固定されてしまう質問=相手に考える余地を与えていないってことです。そんなの取材の意味がありません!
「この業界って残業が多いイメージあるじゃないですか。御社はいかがですか?」
せめて上記のような相手に考えさせる質問をしましょう!具体的に何が違うのかと言うと、後者は一言で返答ができないようになっているんです。「いかがですか?」と聞かれたら「そうですね~うちの場合は…」ってなりますよね?
一見少しの違いなんですが、これで会話にゆとりが生まれ、相手を考える体制に変えられます。
「御社は働きやすいですか?」ではなく「残業などの環境面はいかがですか?」
「平均年齢は何歳ですか?」ではなく「若い方も結構活躍されているんですか?」etc.
プロボクサーでも戦う前にまずは構えますよね?取材や会話の場合も同じ!相手を考える体制にし、同じフィールドに連れ出すことを意識しましょう(≧▽≦)
●他社や業界の例を出してアシストしてあげる!

取材に慣れていないお客様もこの業界には多くいらっしゃいます。そういった方は何を話せばいいのかすらわかっていません。そんな方に突然「御社の魅力は?」なんて聞いても答えられませんよね?
頑張って答えてくれたとしても、きっと求人広告には使えない内容だと思います。そんなときは一言、これまでの事例を出して答えをサポートしてあげましょう!
「他社様の例ですと〇〇や〇〇などの話がありました!」
「最近の求職者さんは〇〇を重視しているようですが…」
と、具体的に伝えてあげるんです!すると相手も(あ、そういうことを話せばいいのね…)とスグに理解してくださいます。
これは普段の会話でも本当に大事な事!自分の好きな事や専門領域になると、延々一方的に話してしまう方は要注意です。相手が分かっている前提・理解している前提で話している時点で、それは自己満足でしかありません( ̄ー ̄)
話しながらもちゃんと相手に伝わっているか・理解してもらえているかを意識し、お互いに気持ち良くなれる空気を作りましょう!
●リアクションはマシマシ!&相手のトークを再度話題に!

自分が話すときは嬉々としているのに、相手の返答には「へー」「そうなんだ」とリアクションが薄い人…いますよね。これだと会話は全然盛り上がりません!
相手が自分に時間を割き、しっかり考えて出してくれた答えには感謝のオーバーリアクションで応えましょう♪
「そうなんですね!素晴らしいです!」
「ここまで充実されている会社様はなかなかないですよ!」
「それ早速原稿に使わせていただきます!」
など、相手の気持ちを盛り上げていけば場の空気もグンと暖まりますし、聞いていなくても「あとこんなことも…」と新たなメリットを話してくれる可能性すらあります!(≧▽≦)
さらに大事なのはその場でほめて終わらない事。
「先ほどもおっしゃっていたように〇〇が大きな魅力で…」
「先ほどの話と繋がって来るわけですね!」
「改めて考えても素晴らしい…」
など、忘れた頃に掘り返してあげましょう。形だけではなく、しっかりアナタの話を聞いているんですよ!と空気で感じさせる…これがコツです( ̄▽ ̄)
●自分自身に置き換えた質問をする

求人広告では求職者の共感を呼ぶことが大事なんですが、これは取材時でも同じ。ときには自分が転職者になりきって質問をするのも効果的だったりします!
「私だったら〇〇をかなり気にするんですが…」
「私が社員ならこんな風に考えると思います」
「私も過去にこんな体験をしたことがあって…」
など、自分を例にとることで一気にリアリティある質問ができるんです。特に実体験を会社や仕事に絡めて話すと自分自身のアピールにもなりますし、「腹を割って話してくれてる…」と信頼感もグンとアップします。
特に自虐的な話をすると結構共感いただけることが多く、「そうですよね~…」「わかります!」とそこから話が盛り上がることも!(≧▽≦)ただ嘘だとスグにバレるのであくまでリアルな体験を話すことをオススメしますb
まとめ
以上、今回ご紹介した内容ができればトークの幅はぐっと広がります!色々話した中で私が個人的に最重要だと思うPOINTは「自分だけが気持ち良くならないこと」!!
お父さんが子どもとキャッチボールをするとき、本気で投げないですよね?子どもが取れる高さに調整して、危険が無いようにスピードもゆっくり…。こうした気遣いは会話でも同じことです。
相手の様子を見ながら一緒の舞台でダンスをするように♪
「楽しい取材だったな~」
「気持ち良くて思った以上に話しちゃった!」
そう思わせることができたら、もう一人前のインタビュアーです(≧▽≦)

たくさん挑戦して失敗して…
場数さえ踏めば誰でもできるようになります!
相手への思いやりを大切にしましょう♪
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