紙~WEBまで無数の求人メディアが存在している現在。就職や転職の際に多くの方が利用しているかと思いますが、理想通りの求人を探すとなると難しいのが現状です。逆に「すべてが理想通りの求人に応募したのに、入社してみたら違った…」というケースも多々あります(T_T)

中途入社者の定着率を調べた調査では、直近3年間で100%の企業は僅か17%。
ほとんどの場合3年以内に誰かしらが辞めているということになります!
意を決して転職しても数年で退職となると…あまり良い数字とは言えません。
そこで今回は転職に失敗しないためにも、就職先・転職先を選ぶ際に注目すべきポイントをご紹介します!

①給与額+αをチェック!

多くの転職理由に多いのが収入面での悩みです。入ってから「思った以上に少なかった」「将来を想定していなかった」とならないよう、給与額はしっかり確認しましょう!具体的には基本給・みなし残業手当の有無・賞与の有無・年収例・手当や昇給の有無です。
一見金額が高くても、そこにみなし残業手当が含まれていたり、賞与が無かった場合【記載されている月給額がほぼ上限】の可能性があります!「入社後に上がるだろう」という甘い判断はせず、事前に求人内の数字を把握し、不安であれば面談でしっかり確認した方が良いでしょう!
②月々の残業時間をチェック!

求人広告では「残業少なめ」「残業は1日1時間程度」「月平均●時間」など、様々な表記があります。しかしこれらの情報は非常に曖昧であり、求人によっては見栄えを意識して誤魔化している可能性もあるんです。
残業少なめは“業界では少ない方”という意味だったり、1日1時間程度という表記も“週に3日は2時間の日がある”ケースもあります!残業を避けたい場合は「原稿内に残業の記載がない求人」や「少なめ」「繁忙期による」といった表記の求人には応募しないか、事前に確認するのが無難です。
逆に残業時間が明確に書かれていたり、残業が少ない理由等にまでふれている求人は信頼して良いでしょう。
③仕事内容に関する情報量をチェック!

求人はサイトユーザーに対して自社や仕事の魅力をアピールするために作られます。にも関わらず、仕事内容の書き方が非常にあっさりしていたり、妙に漠然としていた場合は注意が必要です!(; ・`д・´)
仕事内容に魅力があったり、他社と違う独自性があるのなら確実に記載します。それをしない場合は高確率で「やりがいがなく、つまらない」「しんどいことを誤魔化している」「公に出しづらい仕事である」のいずれかの可能性があります。
そのほか「将来は○○を目指せる」「〇〇などの幅広い仕事を任せる」といった記載も黄色信号。入社後に想像とまったく別の仕事を任されるケースがありますので要確認です!
➃会社HP&クチコミをチェック!

これも相当重要です!まずHPについてですが、訪れるだけで各々の会社のカラーが一目でわかります。アットホーム・イケイケ系・老舗系・ワイワイ系・意識高い系…etc.自分の志向と雰囲気がマッチしているか、先にチェックすることをオススメします!
ただ、“HPがメチャメチャ豪華でキレイ=いい会社”とは限りません!「HPにお金を掛けるならサービスにお金を掛ける!」といった職人気質の会社や「宣伝しなくても需要があるので」といった老舗企業もあります。とりあえず代表挨拶や社員のインタビューページがあったら要チェックです!
そしてクチコミチェック…これも絶対やりましょう!私も転職してきて感じましたが、転職者によるクチコミサイトの内容はほぼ真実です!( ̄ー ̄)忖度なしで書かれていますのでホントに助かります。会員登録しないと見れない場合もありますが、悪いことは言いません。会員登録しましょう…。(大体無料で出来ます)
横着して転職先で揉めることになったら本当にめんどくさいんで!(; ・`д・´)★の数での評価はいくらでも誤魔化せます。具体的なクチコミ内容を見てこそ、本当の職場のメリット・デメリットがわかりますよ!
まとめ
以上の4つをご紹介いたしました。求人の掲載では何百という企業が、応募を勝ち取るためにありとあらゆる手段を講じています。その中から自身にピッタリの企業を探すことは簡単ではありません…。
しかし、求人やクチコミを細かな部分まで注視することで、その背景にある企業心理も見えてくるもの!読む側の意識と行動ひとつで出会いの質は大きく変わりますので、日々『見る目』を養っていくことが重要です!(≧▽≦)
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