求人サイトに登録していると掲載企業から定期的にメールが届きます。
- ぜひ●●様とお会いしたいです。
- きっと弊社で活躍頂けるはず!
- ご応募お待ちしております。
そんな甘いささやきに感化され、意気揚々と応募したのに…書類選考や面接であっさり落とされたこと、ありませんか?その瞬間はさながら異性に振られたような気分…。
「え!その気にさせといてこの仕打ち!?」
なんだか普通に応募して不採用通知が来るよりも凹み具合は大きいですよね…。今回はこの”スカウトメール”について送る側の心理をお伝えします。

そもそも自動送信だし…

求人サイトを使い始めたばかりの方はひょっとしたら
「企業側が気になるユーザーを選んで個別で送信している」
と思っているかもしれません。ですがこの前提がそもそも間違っている可能性があります!
求人サイトの規模やサービス内容にもよりますが、多くの場合スカウトメールは
「設定したいくつかの項目に合致する人へランダムに送られている」
のが普通です。
たとえば企業側が管理画面から【年齢●歳~●歳】【一都三県住み】【接客経験1年以上】と設定します。するとシステムが自動で条件に合ったユーザーを判別し、数百のスカウトメールを一斉に送信する…という仕組みです。
大手求人サイトであれば会員は数百万~1,000万人以上います。その全員の登録データを確認するなんて物理的に無理…そうなればシステムに任せるしかありませんよね( ;∀;)
その結果、特定の条件には合致しているけどドンピシャではない方にも「ぜひご応募をー!」なんてスカウトが届くわけです…迷惑な話ですよね(T_T)
でも個別スカウトの可能性もある!

上記では自動送信の話をしましたが、それはあくまでターゲットが幅広いケース。専門職の経験者や資格所有者、管理職候補など特定のスキルを有した転職者を狙う場合は、企業が個別で応募者にメールを送っている可能性もあります。
また、会員数がそれほど多くない求人サイトの場合、スグに会員を絞り込めるため、個別スカウトメインで動くケースも多いんです。
中には自動送信と個別スカウトを併用できるサイトもあり、自動送信のメールが味気ないのに反して、個別スカウトのメールには「このスカウトは特別です!」といった装飾が付くことも(≧▽≦)
そうなると「自動送信のスカウトは特別じゃないの?」みたいな変な感じになりますが…SNSで言う【“いいね”と“DM”の違い】みたいな感じに考えれば良いでしょう!
自動送信か個別スカウトか見極める方法

はっきり言って100%見極める方法はありません…。ですがある程度の特徴はありますので、もし下記内容に当てはまっていたら「本物のスカウトかも!」と期待して良いかもしれません(≧▽≦)
①経験や経歴について深くまでふれている
乱れうちスカウトの場合、メール内容を個別に編集することができません。そのため「●●様の●●社でのご経験を拝見し…」など、個人の職歴や経歴にふれているような表現がある場合は個別スカウトの可能性が高いでしょう!
②【特別なスカウト】などの表示が出ている
これは一番わかりやすいですが、通常のスカウトメールと異なり特別な装飾やメッセージが表示されている場合、個別スカウトの可能性大です。使用するサイトによって表示は異なるため要チェック!
③面接確約のスカウト
ほとんどの企業は、しっかりプロフィールを確認した方にしか面接確約のメールを送りません。だってターゲットと全然違う方が来てしまったら大変ですから(;゚Д゚)
面接確約メールには件数制限がある場合もあり、ここぞという時にしか使用しません!このメールが届いた時点でかなりチャンスだと思いましょう(≧▽≦)
まとめ
私自身もスカウトやオファーなるものに期待していた時期がありました…。ですが成功率は良くて6割程度!応募したのに面接にすらいけないケースも多かったです。
でも企業側の目線に立つと仕方ないか~って感じもするんですよね…。膨大な数のユーザーリストに目を通して送るなんてアナログすぎますから。最低限の設定だけして、応募してきた人のプロフィールのみチェックすれば効率が良いわけです!
皆さんも「やった!激熱だ!!!」と思わず、あくまで「ほんのちょっとチャンスかも!」という心持ちでいた方が精神衛生上良いと思います…(;・∀・)

この記事を読んだ方にピッタリの会社様から
個別スカウトが来ますように♪
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