【トラブル実体験】取材で訪れたヤバイ会社の思い出(;゚Д゚)

会社関連

残業が多い・パワハラ上司がいる…etc.

ブラック企業と呼ばれる会社は様々な問題を抱えています。本当なら一度として出会いたくはないですが、求人業界で長年過ごしているとどうしても“ヤバイ会社”には出くわすことになるんです…。

今回の記事は私がこれまでに訪れた会社の中で「うわー…」と思った体験談をいくつかご紹介します!就職・転職の際に参考になるかはわかりませんので、興味本位で気軽に読んでいただければ幸いです笑

今でさえベテランの域になりましたが、

新人の頃は大変な思いも沢山してきました…(T_T)

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◆見た目で判断している?目が笑ってないIT企業

エンジニア募集をしていたとある中小企業。ここは以前から営業が手を焼くほどこだわりが強いお客様でした。一人目のライターが制作した原稿が没になり、次のライターとして私に白羽の矢が立ったんです…。

で、単独取材で色々とヒアリングし制作したところ…大絶賛!(;゚Д゚)「〇〇さんにお願いして良かった!」とまで言われ、その回は無事に終了しました…。それから数年が経ち、今度は私がサブ担当として再度訪れることに。(取材は私より上の立場のライターが担当)

するとお客様はすっかり私のことを忘れており、取材担当のライターとしか会話をせず…。私には目もくれずに取材が終わりました。で、その後の原稿制作は私が担当したのですが…今度の評価はボロクソ

「取材で話したことと違う」「もう一度作り直せ」大クレームでした!!(内容は完全に取材に沿っていたのでお客様の勘違い?同行したライターも「なんで?」という反応でした)

その後、火消しのため取材を担当したライターが原稿を一部修正して再提出(大して変えてない)。すると先方は「素晴らしい!」「さすが〇〇さん、こんな原稿が欲しかった!」とべた褒め。あれ?この光景前にもあったな…(T_T)

恐らく先方は最初の原稿提出時に「取材に同席してるだけの新人が作った原稿だ!」とでも思っていたのでしょう…。立場が上のライターが出てきた途端態度がガラッと変わりましたから。結局私のことは思い出さないまま、このお客様とは二度と会うことはありませんでした…。

◆金ネックレスジャラジャラ不動産会社

「ここのお客さん、ほんとヤバいんでマジで気を付けてください」

開口一番に営業からこんなこと言われました…。取材に訪れたのは小さな不動産系の会社、オフィスの奥から出てきたのはかなり色黒のおじ様でした。

その方は社長だったのですが…シャツの襟はモノが切れそうなほどに鋭角前のボタンは3つぐらい開いており胸元がユルユル首からは任侠映画でしか見ないような金色のネックレスがジャラジャラ垂れていました…。

もうこの時点でドキドキだったんですが、取材自体は淡々と進行。終始タメ口ではあったものの、つつがなく終わったのを覚えています。

その後原稿を作成し、先方へ納品したのですが…そこで私が原稿PDFの添付をミスるという凡ミス!!(T_T)すぐさま先方から私宛に電話が掛かって来ます。

私:いつもお世話になっております。ただいま原稿をお送り…

社長:おい

私:はい?

社長:なんだよこれ

私:えっと…?(何怒ってるんだろう?)

社長:おい

私:…っ!!(ここでメールを確認しPDFが間違えていることに気付く)

社長:原稿どこにあんだよ?

私:も、申し訳ございません!すぐに送り直し…

社長:お前、もういいよ(ガチャッ)

やらかしたー!(T_T)と思いすぐに電話をかけ直すも…

私:先ほどはもうしわけ

社長:あ?いい加減にしろよてめー!なめてんのか!!!

私:…(絶句)

社長:営業を出せ!お前じゃ話になんねーんだよ!!(ガチャッ)

…はい。私が悪いんです。単純なミスですから…。でもあまりの剣幕にしばらく電話を取るのがトラウマでした(T_T)

その後営業が電話をし、なんとか事なきを得たんですが…確認って本当に大事だなって思いましたね。(その後「ヤバい客だから気を付けてって言ったじゃないですか!」と営業からも怒られました…)

◆数日間家に帰れていない人事

とある外資系の企業。普段から営業が手を焼いているお客様でした…。その日は社長インタビューのために取材に伺ったのですが、最初に対応いただいた人事の方の姿に違和感が…。

メチャクチャげっそりしてるんです。頬がこけて、目の下にはクマが!腰が低くてとても良い感じの方だったんですが、なんだか悲壮感が凄くて…。その原因は社長の取材中に判明しました!

社長:うちは残業が多いけどブラックじゃないよ!

私:何か会社でサポート体制を整えていらっしゃるんですか?

社長:サポート?いやいや、うちはみんな好きでやってるから!

私:えっ

社長:みんな仕事が大好きなんだもん♪だよなあ!(人事の肩を叩く)

人事:はい!仕事大好きなんで!(脳死)

社長:こいつだって最近家帰らないで仕事してんの。どこだっけ?

人事:ア〇ホテルです…

社長:そうそう!会社の前のア〇ホテルに泊まってんだよ笑

私:ははは…(ドン引き)

それから一カ月経たずにその人事の方は会社を辞めてしまいました。いや、辞めて正解です…絵にかいたような成金&パワハラ社長に良いように使われていたのでしょう(T_T)

彼が今幸せに暮らしていることを祈っています…

(あ、原稿制作自体は特に問題なく進みました)

◆突然ブチギレ社長

とある不動産関連の事業を展開する小さな会社様。取材の際には事務の方が対応してくださったのですが、衝撃的なひと言が…

「私まだ入社したてでよくわからないんです」

現場の方も全員出払っており、話を聞けるのはその方だけ…。とりあえずわかる範囲でヒアリングし、過去に掲載した同職種の原稿を参考になんとか完成させました。

原稿を納品すると事務の方からチラチラと修正が来たものの、つつがなく原稿も完成…と思いきや、突然社長から営業に連絡が。伝えたいことがあるのでもう一度オフィスに来てほしいとのこと。

まあ事務さんから良い話聞き出せなかったし、社長が直接魅力を伝えたいのかな~と思い、後日再度来訪いたしました。すると会議室で数十分待たされた挙句、仕事から帰って来たであろう社長が颯爽と登場。

「あのさ~、この原稿なに?こんなので応募来るわけないじゃん」

メチャクチャ態度悪く罵り始めました。この内容を打ち出した意味がわからないこんな情報転職者に響かない等、強い口調で一方的に話し続けます。制作側の意図を伝えようとしても

「今私が話してるんですけど?」

「あんたらさっきから言い訳ばっかり。もういいよ!」

「別の会社に発注しようかな!」

などと聞く耳を持たず…。辛抱強く黙って話を聞いていたら、やっと具体的な修正内容を話し始めました。これは本当にひどかった…。

最初から社長が出てくれば良かったのに、入社したばかりの新人事務さんに丸投げした挙句、原稿の締め切り直前に突然文句をつらつら…。

結局掲載に間に合わせ、採用も決まったため良かったのですが…こっちはずっとモヤモヤしてました( ̄ー ̄)

◆雑談大好きタクシー会社

取材に対応してくれたのは気の良いおばちゃん社員!ですがいくら質問しても雑談ばかり…。撮影含め2時間以上掛かったにも関わらず、求人に使えそうな話は皆無でした(T_T)

質問⇒答え数秒⇒聞いてよ~からの関係ない雑談20分みたいな繰り返し!

途中口を挟もうとしても「うーん、それよりもさ~!」みたいな的外れな提案をしてくる始末…。この時は私の切り返しスキルが弱かったため、上手く誘導できなかった責任もあります…。

そんなスカスカな取材後、話してくれたことは全部原稿に入れ込んだのですが…当然内容も薄くなってしまいました。するとあんなに明るかった態度が一変

「あんなに時間かけたのにこんな求人しか作れないの?」

「取材に付き合わされた時間を返してほしい!」

…うーん、無自覚って恐いですね。その後何度か修正を繰り返し、なんとか掲載まで漕ぎ着けました。こんなことにならないよう、取材する側もしっかりトークスキルを磨いておかないといけません!(T_T)

◆リアル目が(⌒ ⌒)←コレなサイコパス人事

それなりに大きいITベンチャー。非常に協力的な人事担当で、取材時にはこちらの提案やお願いをすべて肯定してくださいました。ですがとにかく何もかも丁寧すぎるんです…。

メチャクチャ腰の低い敬語で会話をし、こちらの提案に「素晴らしいと思います」「問題ありません」などと機械的に返答。特に向こうからの質問もなく、スラスラ取材が進みました。そして目が常に(⌒ ⌒)←コレなんです…。

良い言い方ではありませんが、まるでマネキンのように表情が固定されていました。対応は丁寧なのに何だか嫌な予感がしたんです…。そして残念ながらその予感は的中!

完成原稿を送ると後日物凄い量の赤入れが…。しかもそれが全部ニュアンス修正だったんです。(ニュアンス修正とは具体的な指示ではなく「〇〇のような感じで」「雰囲気を〇〇に寄せる」「会社の理念をもっと入れ込む」といったざっくりとした指示のこと)

これは締切時間ギリギリになっても繰り返し届きました。中には一度OKが出た修正内容に、全く別内容の赤入れをしてくる始末…。電話しても出ないのに、メールだけに即レスしてくる点も恐怖でした(;゚Д゚)

まとめ

今回紹介した事例はいずれも5年以上前。もう各担当者さんも会社にいらっしゃらないかもしれません…。ですが私はあの頃の体験を一生忘れない!(T_T)

しかし、彼らは自社の社員に対しては良い対応をしているのかも…いや、そうではないと思います。対外的に出る態度って、その人の本質を表していることが多いですから。

(店員に対して高圧的だったりタメ口だったりもそういうこと…)

上記のような企業でも採用をお手伝いしなければいけない…仕事と割り切れない方には求人広告ライターの仕事は難しいかもしれませんね( ;∀;)

今でも昨日のことのように思い出します!

大変だったな~…(T_T)

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